特別な体験等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業

特別な体験等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業

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国・地方公共団体等所管事業

■本事業の目的
 本事業は、地方公共団体・観光地域づくり法人(DMO)・民間事業者等が実施する、我が国が誇る観光資源(自然、文化、食、スポーツ等)を早朝夜間や未公開・非混雑エリア等の十全な活用と組み合わせ、これまでにないインバウンド需要を創出し、特別な体験として提供することを通じて、インバウンド消費額5兆円超・一人当たり消費額25万円の速やかな達成や地方への波及効果等について調査・検証するものです。
■対象事業者
①国・地方公共団体、独立行政法人
②民間事業者等(以下のいずれかの要件に合致する場合)
 ・国・地方公共団体、独立行政法人が所有・管理等を行う施設・公園・物品等を、従来は行ってい
  ない方法で活用する場合、
 ・国・地方公共団体が所有し、登録DMO及び公益財団法人等が運営管理を行う施設・公園・物品
  等を、従来は行っていない方法で活用する場合に対象
※活用する施設・公園・物品等について所有・管理等を行う国・地方公共団体、独立行政法人、登録
 DMO及び公益財団法人の同意を得ること(様式5「国・地方公共団体等の同意書」を使用するこ
 と)
■対象事業の要件
① 我が国が誇る観光資源(自然、文化、食、スポーツ等)を、早朝夜間や未公開・非混雑エリア等
 の十全な活用と組み合わせ、これまでにないインバウンド需要を創出し、特別な体験として提供す
 ること。
② インバウンド向けに、以下のいずれかの項目を満たす計画であること。
・インバウンド規模 3,000 名以上の体験コンテンツ・イベント等であること
・一般的なものと比較して単価が3倍以上となる高付加価値化の取組を行うものであること
③ 地方で実施されるコンテンツについては、「地方プレミアム体験コンテンツ」認定審査を希望す
 ることができる。
「地方プレミアム体験コンテンツ」とは、地方の自然・伝統文化の活用、食の地産地消、地域人材の活用や所得向上に
係る工夫等を奨励し、極めて付加価値が高く、地域の目玉となる様々な資源を集約したコンテンツを指す。
■事業費
上限8,000万円まで、最低事業費3,000万円
■対象経費
・体験コンテンツ・イベント等の造成に係る経費(人件費・旅費を含む)
・備品の購入・設備の導入に係る経費
・プロモーションに係る経費
・効果測定に必要な調査に係る経費
■販売に係る対応事項
・本事業期間内に、体験コンテンツ等のインバウンドへの販売及び実施(モニターツアーのみは不
 可)を行うこと。
・外国語に対応した自社ホームページを構築し、同ホームページからの予約を可能とすること。
・外国語に対応したOTA(Online Travel Agent)にて販売した上で、特別な体験に係る質の高い画
 像を掲載すること。その際、数十枚以上の画像掲載に努めること。
 併せて、販売に係る適切な在庫管理を行うこと。
・SNSへ積極的に画像・動画を掲載するのみならず、自社ホームページやOTA等への販売導線を構築
 すること。
・地図情報サービス(例:Googleビジネスプロフィール等)への情報入力を充実すること。
 なお、予約検索表示サービス(例:Google Things to do等)の活用にも努めること。
・インバウンド向け口コミ投稿促進のための施策を実施すること。
・現地におけるキャッシュレス化 を推進すること。
・事業実施後には、事務局が指定する統一調査項目に従い、ウェブアンケートシステム、または現場
 での実地調査等により、事業に係る効果検証等の調査を実施し、その結果を所定の期間までに事務
 局へ報告すること。また必要に応じて事務局による効果検証等の調査に協力すること。

民間企業等支援事業

■本事業の目的
 本事業は、地方公共団体・観光地域づくり法人(DMO)・民間事業者等が実施する、我が国が誇る観光資源(自然、文化、食、スポーツ等)を早朝夜間や未公開・非混雑エリア等の十全な活用と組み合わせ、これまでにないインバウンド需要を創出する特別な体験コンテンツ造成について、販路開拓まで一貫した支援を実施する事業です。
■対象事業者
地方公共団体、登録DMO、民間事業者等
■対象事業の要件
(共通)
我が国が誇る観光資源(自然、文化、食、スポーツ等)を、早朝夜間や未公開・非混雑エリア等の十全な活用と組み合わせ、これまでにないインバウンド需要を創出し、特別な体験として提供すること。
地方で実施されるコンテンツについては、「地方プレミアム体験コンテンツ」認定審査を希望することができる。「地方プレミアム体験コンテンツ」とは、地方の自然・伝統文化の活用、食の地産地消、地域人材の活用や所得向上に係る工夫等を奨励し、極めて付加価値が高く、地域の目玉となる様々な資源を集約したコンテンツを指す。
(類型特有の要件)
① インバウンド規模3,000名以上の体験コンテンツ・イベント等であること
②一般的なものと比較して、単価が3倍以上となる高付加価値化の取組を行うものであること
■補助額
類型

① インバウンド規模 3,000 名以上
 の体験コンテンツ・イベント等
 支援事業

② 高付加価値化支援事業
補助率

・1,500 万円までを定額
・1,500 万円を超え、6,000 万円までの
  部分については 1/2

・ 1,000 万円までを定額
・ 1,000 万円を超え、3,000 万円までの
  部分については 1/2

補助上限額 3,750 万円
(1,500+(6,000-1,500)/2=3,750)
2,000 万円
(1,000+(3,000-1,000)/2=2,000)
最低事業費 2,500 万円
(最低自己負担額 500 万円)
1,500 万円
(最低自己負担額 250 万円)
■対象経費
・体験コンテンツ・イベント等の造成に係る経費(人件費・旅費を含む)
・備品の購入・設備の導入に係る経費
・プロモーションに係る経費
・効果測定に必要な調査に係る経費
■販売に係る対応事項
・本事業期間内に、体験コンテンツ等のインバウンドへの販売及び実施(モニターツアーのみは不
 可)を行うこと。
・外国語に対応した自社ホームページを構築し、同ホームページからの予約を可能とすること。
・外国語に対応したOTA(Online Travel Agent)にて販売した上で、特別な体験に係る質の高い画
 像を掲載すること。その際、数十枚以上の画像掲載に努めること。
 併せて、販売に係る適切な在庫管理を行うこと。
・SNSへ積極的に画像・動画を掲載するのみならず、自社ホームページやOTA等への販売導線を構築
 すること。
・地図情報サービス(例:Googleビジネスプロフィール等)への情報入力を充実すること。
 なお、予約検索表示サービス(例:Google Things to do等)の活用にも努めること。
・インバウンド向け口コミ投稿促進のための施策を実施すること。
・現地におけるキャッシュレス化 を推進すること。
・事業実施後には、事務局が指定する統一調査項目に従い、ウェブアンケートシステム、または現場
 での実地調査等により、事業に係る効果検証等の調査を実施し、その結果を所定の期間までに事務
 局へ報告すること。また必要に応じて事務局による効果検証等の調査に協力すること。

特別なコンテンツ等の具体的なイメージの例

・世界遺産・自然遺産等の国際通用性のある舞台を利用した体験であるもの
・消費単価が極めて高いインバウンドを対象とした体験であるもの
・文化財をこれまでとは異なる形で活用するもの(非公開文化財の公開、宿泊・飲食の実現、ユニー
 クベニューでの展示等)
・特別な人物とともに体験を行うもの(人間国宝、スポーツスーパースター、当代随一の職人、有名
 ガイド、有名シェフ、芸術家等)
・人気のある空間・場所において、占有や優先的提供を行う体験であるもの
・通常は飲食等が許可されていない場所で、飲食等の提供を行うもの
・臨時免税店等の出店を通じ、通常は入手・活用が困難な物品・ライセンス・キャラクターコンテン
 ツ等を活用するもの
・早朝・夜間の時間帯に開催される付加価値の高い体験であるもの
・非混雑エリアをユニークベニューとして活用するもの
・空港・港湾等の大型インフラ設備を今までにない形で活用するもの
・我が国で初めて開催される世界的なイベントであるもの
・異なる観光資源をこれまでに無い形で組み合わせるもの
・条例・規制等の改正や運用改善を行うことにより、全国的にも有用なナレッジとして生かすことが
 できる体験であるもの

公募期間

令和6年1月12日(金)~令和6年2月8日(木)12:00 締切(厳守)
※今後、令和6年3月27日(水)~令和6年4月26日(金)の期間に二次公募の実施を予定。

 

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料金

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