IT導入補助金2024
申請サポート・コンサルティング
IT導入補助金について、こんなお悩みはありませんか?
■ 顧客(申請者)への案内に時間をとられる…
■ 制度の把握・理解が負担になっている…
■ 申請手続きに不慣で採択率が低い…
■ 登録方法がわからない、ITツールが認可されない…
■ 申請サポート業者に不満がある…
そのお悩み、解決できます。 補助金とITに精通した専門家が申請をサポートします。申請にかかる負担を減らし、採択率を高めることで、貴社の営業を強化します。 |
目次
・サポート料金
・サポート実績
・制度の概要(補助金額、スケジュール等)
・制度の詳細(補助対象、申請要件、審査基準等)
・補助金活用の注意点(交付申請~実績報告の流れ)
・対象となるITツール紹介(業務プロセス別)
・ITツールの登録要件
・関連記事
申請サポート・コンサルティング料金
交付申請・実績報告サポート |
着手金:無し |
---|---|
補助金活用コンサルティング |
▶補助金活用支援の詳細はこちら |
ITツール登録サポート 【ITベンダー向け】 |
成功報酬:100,000円(税別)/件 |
効果報告サポート |
15,000円(税別)/件/年 等 |
※当社を販売代理店(IT導入支援事業者)として貴社のITツールを登録・申請することもご相談可能です。詳しくはごお問い合わせください。
当社の申請サポートサービスの特徴
1最初から最後までをトータルでサポート
IT導入支援事業者登録からITツール登録、交付申請、実績報告、効果報告まで、最初から最後まで一貫したサポートが可能です。交付申請において採択率の高いITツール登録、補助金受給やその後の効果報告までを見据えた交付申請情報作成を行い、ITベンダー様とそのお客様双方の立場で補助事業をしっかりと支援します。
2高い採択率をキープ
IT導入補助金についてはこれまにで1,000件以上の採択支援実績があり、採択率も高い水準となっています。多数の申請を支援させていただくことから、採択されやすい申請、不採択となる申請などの傾向を把握していることがその理由の一つです。ITツールの特性やお客様の情報はもちろん、年度ごとに更新される国の指針や予算状況をふまえ、適切なアドバイス、申請内容の最適化をさせていただきます。
3中小企業診断士がサポート
公的制度に精通し、ITにも理解の深い中小企業診断士がサポート行います。経産省や中小企業庁の動向や情報などもふまえ、全件の申請内容をチェックするため、的確な申請、要点を押さえたご支援、情報提供が可能です。
4対応エリア・業務範囲の柔軟さ
さまざまなITベンダー様からご依頼いただき、多種多様な業界のITツールを扱っています。そのため申請されるお客様の業種もさまざまです。全国どこでも、メール、電話、オンライン面談にて対応でき、ITベンダー様ごとにご支援方法をご相談の上、1社1社のお客様に合わせてマンツーマンでサポートします。
当社のサポート実績(採択率など)
IT導入補助金2022~2024 サポート実績
採択件数998件 採択率91.6%
年度ごとの詳細を開く
2024年
申請件数:238件 採択率:94.1%
2023年(令和元年度補正~令和4年度補正)
申請件数:326件 採択率:82.5%
2022年(令和元年度補正・令和3年度補正)
申請件数:434件 採択率:98.4% ※年商1,000万未満、従業員なし等の申請を除くと100%
2021年(令和元年度補正 令和2年度第3次補正)
※通常枠(A・B類型)/低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)合計
1次締切分 | 66件 ⇒採択:53件(採択率80.3%) |
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2次締切分 |
117件 ⇒採択:89件(採択率76.1%) |
3次締切分 |
103件 ⇒採択:80件(採択率77.7%) |
4次締切分 |
54件 ⇒採択:43件(採択率79.6%) |
5次締切分 |
45件 ⇒採択:38件(採択率84.5%) |
2020年(令和元年度補正)
※通常枠(A・B類型)/低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)合計
一次公募(臨時対応) | 40件 ⇒採択:36件(採択率90.0%) |
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2次(特別枠1次)締切分 | 19件 ⇒採択:19件(採択率100.0%) |
3次(特別枠2次)締切分 | 22件 ⇒採択:18件(採択率81.8%) |
4次(特別枠3次)締切分 | 45件 ⇒採択:40件(採択率88.9%) |
5次(特別枠4次)締切分 | 56件 ⇒採択:36件(採択率64.3%) |
6次(特別枠5次)締切分 | 32件 ⇒採択:24件(採択率75.0%) |
7次(特別枠6次)締切分 | 41件 ⇒採択:28件(採択率68.3%) |
8次(特別枠7次)締切分 |
41件 ⇒採択:28件(採択率68.3%) |
9次(特別枠8次)締切分 |
39件 ⇒採択:22件(採択率56.4%) |
10次(特別枠9次)締切分 |
58件 ⇒採択:22件(採択率37.9%) |
2019年(平成30年度補正)
一次公募(A類型) 申請件数 | 27件 ⇒採択:22件(採択率81.1%) |
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一次公募(B類型) 申請件数 | 5件 ⇒採択:5件(採択率100%) |
二次公募 申請件数 | 57件 ⇒採択:48件(採択率84.2%) ※うちB類型は1件中1件採択(採択率100%) |
2018年(平成29年度補正)
一次公募 交付申請件数 | 15件 ⇒採択:15件(採択率100%) |
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二次公募 交付申請件数 | 16件 ⇒採択:16件(採択率100%) |
三次公募 交付申請件数 | 112件 ⇒採択:111件(採択率99.1%) |
2017年(平成28年度補正)
交付申請件数 | 7件 ⇒採択:7件(採択率100%) |
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各年度の傾向など
2017年から開始されたIT導入補助金ですが、2018年は大幅に予算が拡充され、全体の採択率が非常に高くなりました。2019年は、2017年と同程度の予算となり、前年(2018年)のような状況を想定していて当てが外れたITベンダー様も多かったようです。
2020年は新型コロナウィルス対策として1次公募(臨時対応)、「特別枠」の設置といった動きがありました。ただ年末になり予算がなくなるにつれ、採択率が大きく下がる傾向にありました。
2021年はA~Dの類型と「単体ソフトウェア」「連携型ソフトウェア」の概念が導入。前年よりも高い採択率を維持しました。
2022年は追加の予算にて「デジタル化基盤導入類」が設置されました。全体の採択率は非常に高めで推移しました。
2023年はインボイス制度の開始を受け「デジタル化基盤導入類」の内容が見直されました。全体の採択率は前年同様。
IT導入補助金とは
IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者等(個人事業主含む)の方を対象に、自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を国が補助することで、業務効率化・売上アップをサポートする制度です。自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。
▶IT導入補助金2024公式サイト(外部リンク)
当社はこれまで、IT導入補助金申請サポートのご依頼を多数いただいており、制度や申請要件について熟知しております。ITベンダー様・事業者様の申請業務をサポートさせていただくだけでなく、最適な活用・申請方法をご案内させていただきます。
制度の概要
2024年のポイント
・2023年10月1日に開始されたインボイス制度を強力に支えるため、インボイスに特化した支援枠を新設。
・特に小規模事業者におけるインボイス制度に対応したITツール導入を強力に支援するため、小規模事業者に対して一部高い補助率(4/5)を設定。
・そのほか、支援枠・類型の一部見直しを実施。
事業類型 |
補助上限額・下限額 | 補助率 | 補助対象経費 | |
---|---|---|---|---|
通常枠 |
[A類型] |
5万円~150万円未満 | 1/2 | ソフトウェア購入費、クラウド利用費(クラウド利用料2年分)、導入関連費 |
[B類型] |
150万円~450万円以下 | |||
インボイス枠 |
インボイス対応の受発注ソフト |
~350万円 |
2/3(中小) |
クラウド利用料(最大2年分) |
インボイス枠 |
インボイス対応の会計・受発注・決済ソフト |
~50万円以下 50万超~350万円 |
3/4(4/5) 2/3 |
ソフトウェア購入費、クラウド利用費(最大2年分)、ハードウェア購入費、導入関連費 |
PC・タブレット等 |
~10万円 ~20万円 |
1/2 |
導入ツール要件
[A類型] プロセス数:1以上(汎P-07のみは不可)
[B類型] プロセス数:4以上
類型ごとのプロセス要件を満たすものであり、労働生産性の向上に資するITツールであること。
[インボイス枠]
インボイス制度に対応する「会計」「受発注」「決済」の機能のうち1機能で~50万円、2機能以上で~350万円の申請が可能。
賃上げ目標
[加点項目] A類型
※未達の場合ペナルティは無し
[必須項目] B類型
※未達の場合ペナルティが発生
スケジュール(公募・締切)
IT導入支援事業者の登録申請 | 2024年2月16日(金)受付開始~2024年7月30日(火)17:00 受付終了 |
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ITツールの登録申請 | 2024年2月16日(金)受付開始~2024年7月30日(火)17:00 受付終了 |
交付申請
通常枠・インボイス枠(電子取引類型)・セキュリティ対策推進枠
インボイス枠(インボイス対応類型)
2024年3月15日 (金) 17:00
2024年3月29日 (金) 17:00
2024年4月15日 (月) 17:00
2024年4月30日 (火) 17:00
2024年5月20日 (月) 17:00
2024年6月3日(月)17:00
2024年6月19日(水)17:00
2024年7月3日(水)17:00
2024年7月19日(金)17:00
2024年8月2日(金)17:00
2024年8月23日(金)17:00
複数社連携IT導入枠
2024年4月15日 (月) 17:00
2024年6月19日(水)17:00
2024年8月23日(金)17:00
制度の詳細(対象者、対象経費、申請要件、審査の基準等)
IT導入補助金の対象者
中小企業・小規模事業者等
(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)
※第1期の決算前で、納税証明書が取得できない事業者は申請できません。
必要書類について
法人の添付書類
○履歴事項全部証明書写し(発行から3か月以内のもの)
○税務署の発行する法人税の直近の納税証明書(その 1 またはその 2)
個人事業主でも申請可能です。ただし法人とは必要書類が異なります。
個人事業主の添付
○運転免許証(有効期限内のもの)もしくは運転経歴証明書もしくは住民票の写し(発行から3か月以内のもの)
○税務署の発行する法人税の直近の納税証明書(その 1 またはその 2)
○確定申告書 B の控え(令和3年(2021 年)分の確定申告書)
※ただし、やむを得ない事情がある場合は令和2年分の提出も可能とする。
<確定申告書は、税務署が受領したことが分かるもののみを対象とする>
・ 確定申告書第一表の控えに収受日付印が押印されていること。
(税務署において e-Tax により申告した場合は、受付日時が印字されていること。)
・ 自宅からの e-Tax による申告の場合は「受信通知(メール詳細)」を添付すること。
IT導入補助金の対象経費
ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等
(IT導入支援事業者によりあらかじめ事務局に登録されたITツールが補助金の対象)
〔インボイス枠(インボイス対応類型)〕
上記のものに加え、導入するITツールの使用に資するPC・タブレット・レジ等の導入費用(条件あり)が対象
交付申請の要件
申請要件のうち、特に留意すべき点は以下の通り。
- gBizID プライムの取得【全枠】
- 「SECURITY ACTION」の「★⼀つ星」または「★★ ⼆つ星」いずれかの宣⾔の実施【全枠】
- 労働⽣産性の向上に係る数値⽬標の作成
・1年後に3%以上向上・3年の事業計画期間において年平均成⻑率を3%以上向上【通常枠】
ただし 、IT導入補助金2021、IT導入補助金2022、IT導入補助金2023の通常枠(A・B類型)若しくはデジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)の交付決定を受けた事業者については、労働生産性を1年後に4%以上工場・3年の事業計画期間において年平均成⻑率を4%以上向上させること。
また、生産性向上の目標が実現可能かつ合理的であること。 - 賃⾦増加への取組の実施【通常枠】
・事業計画期間において、給与⽀給総額を年平均成⻑率1.5%以上増加
・事業計画期間において、事業場内最低賃⾦を地域別最低賃⾦+30円以上の⽔準にする
・申請要件を満たす賃⾦引上げ計画を従業員に表明 - 中⼩企業庁が実施するデジタル化⽀援ポータルサイト「みらデジ」における「みらデジ経営チェック」の実施【通常枠】
※申請に⽤いるgBizIDプライムを利⽤して事業者登録を⾏ったうえで、経営チェックを実施すること
申請単位・回数
申請単位
IT導入補助金2024の交付申請期間中、中小企業等あたり1申請のみ。
ただし、同期間中に交付申請受付中のIT導入補助金2024の「通常枠」「インボイス枠」それぞれの申請、交付決定は可能。
※IT導入補助金2022及びIT導入補助金2023のデジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型、商流一括インボイス対応類型及び複数社連携IT導入類型)で交付決定を受けた事業者は、交付決定日から12ヶ月以内にIT導入補助金2024のインボイス枠(インボイス対応類型)で申請することはできない。
※ITツールについて、IT導入補助金2022及びIT導入補助金2023において、いずれかの枠で交付決定を受けた場合、又はIT導入補助金2024において、いずれかの枠で申請を行っている若しくは交付決定を受けた場合、本事業の申請を行うことはできない。
申請回数
以下で示す場合は、次回以降の締切りまでに交付申請は可能。
・各締切回で公表される採択結果にて不採択となった場合
・交付決定後から、実績報告を経て補助金の交付を受けるまでに取下げをした場合
審査のポイント
審査のポイントのうち、特に留意すべき点は以下の通り。
- どの類型においても、⾃社の経営課題及びデジタル化の進捗状況を適切に把握し、その課題に対してITツール・サービス等の導⼊効果がマッチしているかが審査される。
- そのため、⾃社の経営課題の把握及び⽀援機関・専⾨家等への相談・連携が有効。
事業⾯からの審査項目(事業⾯の具体的な評価)
通常枠
- 自社の経営課題を理解し、経営改善に向けた具体的な問題意識を持っているか
- 自社の状況や課題分析及び将来計画に対し、改善すべきプロセスが導入する「ITツール」の機能により期待される導入効果とマッチしているか
- 内部プロセスの高度化、効率化及びデータ連携による社内横断的なデータ共有・分析等を取り入れ、継続的な生産性向上と事業の成長に取り組んでいるか 等
- 労働生産性の向上率(計画目標値の審査)
インボイス枠
- 自社がインボイスにも対応するための、生産性向上にもつながる効果的なITツールを導入しているか
- 自社の経営課題を理解し、経営改善に向けた具体的な問題意識を持っているか
政策⾯からの審査項目
- 生産性の向上及び働き方改革を視野に入れ、国の推進する関連事業に取り組んでいるか
- 国の推進するセキュリティサービスを選定しているか
- 以下にある賃上げに取り組んでいるか(通常枠/インボイス枠によって異なる)
通常枠
1)地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画(IT導入補助金の申請受付開始日が当該計画の実施期間内であるものに限る)の承認を取得していること。
2) 交付申請時点で地域未来牽引企業に選定されており、地域未来牽引企業としての「目標」を経済産業省に提出していること。
3) 導入するITツールとしてクラウド製品を選定していること。
4) 導入するITツールとして「サイバーセキュリティお助け隊サービス」を選定していること。
5) 導入するITツールとしてインボイス制度対応製品を選定していること。
6) A類型:事業計画期間において、以下の要件を満たす3年の事業計画を策定し、実行していること。
・事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること。
・事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上向上する(被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業・小規模事業者等が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合は、年平均成長率1%以上向上) こと。
※なお、上記に加え、事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+50円以上の水準にした場合、更なる加点を行う。
7) B類型:事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+50円以上の水準にしていること。
インボイス枠
1)同上
2)同上
3) 事業計画期間において、以下の要件をすべて満たす3年の事業計画を策定し、実行していること。
・事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること。
・事業計画期間において、給与支給総額*1を年平均成長率1.5%以上向上する(被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業・小規模事業者等が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合は、年平均成長率1%以上向上)こと。
4) 導入するITツールとして「サイバーセキュリティお助け隊サービス」を選定していること。
5) 令和4年度に「健康経営優良法人2023」に認定された事業者であること。
6) 「地域 DX 促進活動支援事業」における支援コミュニティ・コンソーシアムから支援を受けた事業者であること。
※加点を受ける事業者は、申請時に申告することと併せて、支援を受けた支援コミュニティ・コンソーシアム*に「支援証明書」の作成及び、経済産業省地域経済産業グループ地域企業高度化推進課企画班(bzl-kikaku-chiiki-koudoka@meti.go.jp)への提出を依頼すること。
*支援コミュニティ・コンソーシアムとは、以下の事業のいずれかにおいて採択された事業を指す。
・ 令和4年度「地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域DX促進活動支援事業)」
・ 令和4年度補正「地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域DX促進環境整備事業)地域DX支援活動型」
・ 令和5年度「中小企業地域経済政策推進事業費補助金(地域 DX 促進環境整備事業)地域DX支援活動型」
7) 介護保険法に基づくサービスを提供する事業所で、介護職員等特定処遇改善加算を取得しているものを運営している法人。
8) 応募申請時点で、以下のいずれかに該当すること。
・ 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく認定(えるぼし1段階目~3段階目又はプラチナえるぼしのいずれかの認定)を受けている者
・ 次世代育成支援対策推進法(次世代法)に基づく認定(くるみん、トライくるみん又はプラチナくるみんのいずれかの認定)を受けた者
9) 中小企業庁が実施するデジタル化支援ポータルサイト「みらデジ」における「みらデジ経営チェック」を交付申請前に行っていること。
補助金活用の注意点
・中小企業・小規模事業者等とITベンダー・サービス事業者で申請・手続き内容は異なる
・申請には「gBizIDプライム」IDが必要。申請からアカウント発行まで2週間程度要する
・加えて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の宣言が必要
・中小企業庁が実施するデジタル化支援ポータルサイト「みらデジ」における「ミラデジ経営✓」の実施が必要(通常枠)
・交付決定の連絡が届く前に発注・契約・支払い等を行った場合は、補助金の交付を受けることができない点に留意
補助事業全体の流れ
1.本事業の理解
2.「IT導⼊⽀援事業者の選定」「ITツールの選択」(事前準備)
・⾃社の業種や事業規模、経営課題に沿って、IT導⼊⽀援事業者と導⼊したいITツールを選定。
(IT導⼊⽀援事業者のリストはHPに公表していく。)
3.「gBizIDプライム」アカウントの取得、「SECURITY ACTION」の実施、「みらデジ経営チェック」の実施<通常枠のみ> (申請要件)
・中⼩企業・⼩規模事業者等は必要。IT導⼊⽀援事業者は不要。
・gBizID発⾏には、申請からアカウント発⾏まで2週間程度要することに注意。
4.交付申請(IT導⼊⽀援事業者との共同作成・提出)
・IT導⼊⽀援事業者との間で商談を進め、交付申請の事業計画を策定。
※この時点でITツールの発注・契約は⾏わないこと
・申請は以下の流れで⾏う。
①IT導⼊⽀援事業者から『申請マイページ』の招待を受け、代表者⽒名等の申請者基本情報を⼊⼒。
②交付申請に必要となる情報⼊⼒・書類添付を⾏う。
③IT導⼊⽀援事業者にて、導⼊するITツール情報、事業計画値を⼊⼒。
④『申請マイページ』上で⼊⼒内容の最終確認後、申請に対する宣誓を⾏い事務局へ提出。
5.ITツールの発注・契約・⽀払い(補助事業の実施)
・交付申請を完了し、事務局から「交付決定」を受けた後に、ITツールの発注・契約・⽀払い等を⾏うことが可能。
6.事業実績報告
・補助事業の完了後、実際にITツールの発注・契約、納品、⽀払い等を⾏ったことが分かる証憑を提出。
・提出は以下の流れで⾏う。
①中⼩企業・⼩規模事業者等が『申請マイページ』から事業実績報告に必要な情報及び証憑の添付を⾏い、事業実績報告を作成。
②事業実績報告が作成された後、IT導⼊⽀援事業者が内容の確認及び必要情報を⼊⼒。
③最終確認後、中⼩企業・⼩規模事業者等が事務局に事業実績報告を提出。
7.補助⾦交付⼿続き
・事業実績報告の審査が完了し、補助⾦額が確定すると、『申請マイページ』で補助額を確認できるようになる。
・その内容を確認した後に補助⾦が交付される。
8.事業実施効果報告
・事業終了後、⽣産性向上に係る数値⽬標に関する情報(売上、原価、従業員数及び就業時間)、インボイス制度への対応状況、ITツールを継続的に活⽤していることを証する書類、給与⽀給総額・事業場内最低賃⾦等を効果報告期間内に報告。
・補助事業者が『申請マイページ』より必要な情報を⼊⼒し、IT導⼊⽀援事業者の確認を経て、提出。
IT導入支援事業者登録~補助金入金まで
- 「IT導入支援事業者」として登録
IT導入支援事業者として申請し、審査を経て採択される。 - 販売したいソフトェアを「ITツール」として登録
販売ソフトウェアをIT導入補助金の対象のITツールとして申請し、審査を経て採択される。 - お客様への申請手順のご案内
お客様に必要書類のご用意とマイページを開設をご依頼する。 - 交付申請
お客様とご相談の上、事業計画を作成し、交付申請を行う。 - 交付決定
採択結果が発表され、交付決定を受ける。 - 補助事業実施
ITツールの導入、取引(お客様のお支払い)を行う。 - 事業完了報告
補助事業完了報告を行う。 - 補助金支給
補助金がお客様に支給される。
対象となるITツール/機能(業務プロセス別)
顧客対応・販売支援
■MA(マーケティングオートメーション)
トラッキング機能(潜在顧客属性情報・行動履歴収集・分析)
リード管理(潜在顧客育成・潜在顧客選別)
■SFA(営業支援システム)
見込客情報・案件情報・商談進捗・営業販促活動・営業管理等実績管理
■CRM(顧客管理)システム
顧客購買履歴・対応履歴全社共有・顧客分析・販促・アフターケア機能
■予約受付システム
■無人受付、無人チェックイン
決済・債権債務・資金回収
■決済(POS レジ、券売機システム、多通貨対応)
■発注・仕入管理、買掛・支払管理
■受注・売上請求管理、売掛・回収管理
■電子記録債権・手形管理
■採算管理(売上分析、粗利管理)
供給・在庫・物流
■サプライチェーン管理システム (SCM)
取引条件管理(取引先、納入条件)
納品管理(納品先、納品期限、納品商品、配送状況確認等)
配送業者管理、配送計画、納品手続処理
■倉庫管理システム (WMS)
ロケーション管理、入出庫管理、実地棚卸管理、検品受入
■在庫管理システム (IMS)
在庫分析、在庫基準
会計・財務・経営
■財務会計システム
仕訳、各種出納帳、総勘定元帳、残高試算表、財務三表(B/S,P/L,C/F)
固定資産台帳・減価償却計算、法定調書・税務申告書作成
■資金管理システム
予算統制、資金繰り計画、CMS(キャッシュ・マネジメント)
■経費管理システム
経費精算
■管理会計システム
管理会計、経営分析
総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス
■勤怠管理システム
出退勤申請・管理、 シフト作成(シフト希望収集・計画作成)
36 協定、長時間労働等(レギュレーション対応)
■給与・人事管理システム
給与計算、有給計算・管理、社会保険計算、年末調整計算人事基本台帳、人事評価
■採用・人事労務管理システム
採用(採用応募者管理、面接スケジュール管理)・処遇・異動・退職手続、労働契約管理
■従業員の健康管理システム
ストレスリスクの自動検知、ストレス診断・アンケート、ストレス要因可視化
改善計画策定、福利厚生管理
■研修・教育管理システム
社内向け研修ツール(階級別研修・セキュリティ研修・技術研修・e ラーニング作成・配信)
■コンプライアンス・資産管理システム
電子契約、リーガルチェック、BCP 支援、ISO 管理
社内資産管理(器具、備品、ファシリティ、IT 資産、MDM、機器管理、知財管理等)
業種特化型業務プロセス
制度に登録された様々な業種向けのITツール・・
ITツール登録の登録要件
ITツールの登録サポート事例
これまでにサポートさせていただいたITツールの事例は、こちらに掲載しております。
ITツールのカテゴリー
ITツールには9つのカテゴリーが用意されています。
大分類 Ⅰ ソフトウェア | カテゴリー1 | ソフトウェア |
大分類 Ⅱ オプション | カテゴリー2 | 機能拡張 |
カテゴリー3 | データ連携ツール | |
カテゴリー4 | セキュリティ | |
大分類 Ⅲ 役務 | カテゴリー5 | 導入コンサルティング |
カテゴリー6 | 導入設定・マニュアル作成・導入研修 | |
カテゴリー7 | 保守サポート | |
大分類Ⅳ ハードウェア | カテゴリー8 | PC・タブレット・プリンター・スキャナー・複合機 |
カテゴリー9 | POSレジ・モバイルPOSレジ・券売機 |
大分類Ⅰソフトウェア
カテゴリー1ソフトウェア
1つの製品に対し、1つのITツールの登録を行います。
他のソフトウェア及びオプション、役務、ハードウェアを一緒に登録することはできません。
大分類Ⅱオプション
カテゴリー2機能拡張
カテゴリー3データ連携ツール
カテゴリー4セキュリティ
ソフトウェアの機能を拡張する目的のものや、セキュリティを確立するための補足的機能のアプリケーションはオプションに登録してください。
大分類Ⅲ役務
カテゴリー5導入コンサルティング
カテゴリー6導入設定・マニュアル作成・導入研修
カテゴリー7保守サポート
ソフトウェアの導入に伴って必要となる導入設定費用や、導入後の1年間のサポート費などは役務に登録してください。
大分類Ⅳハードウェア(インボイス枠)
カテゴリー8PC・タブレット・プリンター・スキャナー・複合機
カテゴリー9POSレジ・モバイルPOSレジ・券売機
大分類Ⅰソフトウェア(“会計・受発注・決済”のうちいずれか1つ以上の機能が保有されるもの)の導入と合わせて購入する場合に限り、種類を限定的に対象となるハードウェア。
ITツールの業務プロセス
下記のプロセス(業務プロセスまたは汎用プロセス)の中から、いずれか1つ以上に該当するソフトウェアをITツールとして登録できます。
種別 | P コード | プロセス名 | |
業務 プロセス |
共通プロセス | 共 P-01 | 顧客対応・販売支援 |
共 P-02 | 決済・債権債務・資金回収 | ||
共 P-03 | 供給・在庫・物流 | ||
共 P-04 | 会計・財務・経営 | ||
共 P-05 | 総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス | ||
業種特化型 プロセス |
各業種 P-06 |
業種固有プロセス | |
汎用プロセス | 汎 P-07 | 汎用・自動化・分析ツール (業種・業務が限定されないが生産性向上への寄与が認め られる業務プロセスに付随しない専用のソフトウェア) |
「プロセス」には、業務プロセスと汎用プロセスの2種類があります。業務プロセスとはソフトウェアが保有する機能を導入することによって、特定の業務の労働生産性が向上するまたは効率化される工程のことを指します。汎用プロセスとは業種・業務に限定されず、業務プロセスと一緒に導入することで更に労働生産性を向上させる専用ソフトウェアを指します。
対象外となる単体ソフトウェア
登録要件を満たすソフトウェアであっても、以下に該当する場合は対象外となる。
(ア) 1つのプロセスの中で幅広く業務をカバーするものではなく、入力したデータを単純計算にて帳票やグラフ・表等に印刷する、または画面等に表示する等、単一の処理を行う機能しか有しないもの。(例:業務プロセス共P-02であれば、会計業務全般カバーする機能を有するものではなく、請求書作成機能のみのソフトウェアなど)
(イ) すでに購入済のソフトウェアに対する増台や機能の追加、バージョンアップの費用または追加購入分のライセンス費用。
(ウ) ホームページと同様の仕組みのもの(情報の入力、保存、検索、表示等の簡易的な機能しかないもの。)ただし、分析機能や指示機能、演算処理、制御などのプログラムは対象となる。
(エ) ホームページ制作ツールやブログ作成システム等で制作した簡易アプリケーション。
(オ) 一般市場に販売されていないもの。特定の顧客向けに限定されたもの。
(カ) 製品が完成されておらず、スクラッチ開発が伴うソフトウェア。過去に特定顧客向けに開発したコード(開発実績)を他の顧客に再利用し、その顧客の要件に合わせ追加スクラッチ開発を伴うもの。
(キ) 大幅なカスタマイズが必要となるもの。
(ク) ハードウェア製品。(ハードウェアレンタルのカテゴリーで認められる経費を除く)
(ケ) 組込み系ソフトウェア。(特定のハード機器を動作させることに特化した専用システム。例:タッチペンに組み込まれたシステム、印刷機に搭載された制御システム)
(コ) 恒常的に利用されないもの。(緊急時等の一時的利用が目的で生産性向上への貢献度が限定的のもの)
(サ) 広告宣伝費、広告宣伝に類するもの。
(シ) 単なる情報提供サービスや、会員登録しWEB上でサービスの提供を受ける仕組みのもので業務機能を有さないもの。
(ス) ECサイト制作。
(セ) ホームページ制作、WEBアプリ制作、スマートフォンアプリ制作、VR・AR用コンテンツ制作、デジタルサイネージ用コンテンツ制作、単なるコンテンツ配信管理システム。
(ソ) 業務の効率化を図るものではなく、補助事業者が販売する商品やサービスに付加価値を加えることが目的のもの。
(タ) 補助事業者の顧客が実質負担する費用がソフトウェア代金に含まれるもの。(売上原価に相当すると事務局が判断するもの。)
(チ) 料金体系が従量課金方式のもの。
(ツ) 対外的に無料で提供されているもの。
(テ) リース料金。
(ト) 交通費、宿泊費。
(ナ) 補助金申請、報告に係る申請代行費。
(ニ) 公租公課(消費税)。
(ヌ) その他、本事業の目的・趣旨から適切でないと経済産業省及び中小機構並びに補助金事務局が判断するもの。
インボイス枠(インボイス対応類型)で対象となるITツールについて
中小・小規模事業者に、インボイス制度も見据えたデジタル化を一挙に推進する為、会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフトの導入費用に加え、カテゴリー8PC・タブレット・プリンター・スキャナー及びそれらの複合機器の導入費用が支援されます。
大分類Ⅰ ソフトウェアの対象要件について
1.“会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト”のいずれかの機能があるソフトウェアであること。
具体的には以下のようなソフトウェアが該当します。
会計ソフト・・・・・仕訳、各種出納帳、総勘定元帳、試算表や財務三表の作成機能があるソフトウェア
受発注ソフト・・・売り手側機能では売上請求管理、売掛・回収管理や電子記録債権、手形管理機能、買い手側機能では仕入管理(仕入明細)、買掛・支払管理等の機能があるソフトウェア
決済ソフト・・・・・POSレジシステム等の決済機能があるソフトウェア
2.プロセス数の要件はありません。
通常枠(A類型、B類型)に設けられているプロセスの数の要件はデジタル化基盤導入類型にはありません。
大分類Ⅱ オプションの対象要件について
大分類Ⅱオプションの要件は通常枠と変わらず。
対象となる要件は通常枠(A類型・B類型)と同様に、最長1年分が対象となります。
大分類Ⅲ 役務の対象要件について
大分類Ⅲ役務の要件は通常枠と変わらず。ただしカテゴリー7保守サポートのみ最長2年分が対象。
対象となる要件は通常枠(A類型・B類型)と同様ですが、カテゴリー7保守サポートのみ最長2年分が対象となります。ITツールは1年分で登録し、交付申請において2年分を選択します。
大分類Ⅳ ハードウェアの対象要件について
1.大分類Ⅳ ハードウェアも事前登録が必要。POSレジシステム(アプリケーション)は大分類Ⅰソフトウェアに分けて登録。
カテゴリー8PC・タブレット・プリンター・スキャナー及びそれらの複合機器のみ事前登録は不要です。POSレジ・モバイルPOSレジにインストールするPOSシステム(アプリケーション)は大分類Ⅰソフトウェアのカテゴリーに分けて申請してください。補助率も異なる為、ハードウェアと一体で登録はできません。
カテゴリー8PC・タブレット・プリンター・スキャナー及びそれらの複合器・・・事前登録不要。交付申請の際に数量、金額を申請します。
カテゴリー9POSレジ・・・付属品についても事前登録が必要。
カテゴリー10モバイルPOSレジ・・・付属品についても事前登録が必要。
カテゴリー11券売機・・・付属品についても事前登録が必要。
2.カテゴリー9POSレジ・カテゴリー10モバイルPOSレジの付属品は事前申告制。
付属品は以下に該当するもののみが対象です(限定列挙)。POSレジ・モバイルPOSレジを登録申請する際、付属品を事前に申告をしてください。交付申請の際には事前に申告された付属品の中から選んで申請をします。
3.モバイルPOSレジは最低1つ以上の付属品をつけることが必須。
モバイルPOSレジは、交付申請の際に最低1つ以上の付属品をつけることが必須です。その為、ITツール登録申請時にもいずれか1つ以上を事前申告する必要があります。
その他
IT導入補助金の活用例
例1:システム購入費用:700万円
⇒補助金額:350万円(補助率1/2)
⇒自己負担額:350万円
例2:システム購入費用:520万円
⇒補助金額:350万円(50万以下:補助率3/4+50万円超:補助率2/3)
⇒自己負担額:170万円
補助率3/4:補助対象経費666,667円、補助金申請額500,000円
補助率2/3:補助対象経費4,533,333円、補助金申請額3,000,000円
参考資料など
2024年
2023年
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