- 2016/07/08
- その他
経営力向上計画の提出
経営力向上計画の制度開始から1週間。
さっそく何件かのお客様の書類作成を支援させていただきました。
「申請書類は実質2枚」とのことだったのですが、手引きを読み込み、書類を作成するのに丸1日ほどかかってしまいました。日常的にこういった業務を行っている者ですらそんな感じだったので、本業がお忙しい事業者様であれば、それ以上の労力がかかる可能性もあります。
まだ今月(2016年7月)から始まったばかりの制度のため、どれぐらいのレベルの計画で認定をもらえるのか等、これから固まってくると思いますが、ひとまず国の意図としては、「経営革新計画」よりもハードルを下げて、多くの企業に経営力を向上を目指してもらいたい、ということが一つありそうです。
突然発表された「ものづくり補助金」2次公募は、この制度の周知といった目的が大きいようですね。
なお「経営力向上計画」の認定を受けるメリットは、「ものづくり補助金」の加点以外に、設備の固定資産税が3年間半額になるということがあります。これも場合によっては大きいです。
固定資産税が、設備の評価額の1.4%とすると、
1,000万円の設備であれば、約15万円の節税効果 5,000万円の設備であれば、約75万円の節税効果
1,000万円の設備であれば、約15万円の節税効果 5,000万円の設備であれば、約75万円の節税効果
ということで、「ものづくり補助金」で3,000万円以上の設備を購入する企業などにとっては、申請のメリットが大きな制度です。
この制度単体で申請される方、今後の「ものづくり補助金」と合わせて申請を検討される方、料金や作業内容などを含め、柔軟にご相談できますのでご連絡ください。